« 身体障害者手帳をいただこうと思った理由 | トップページ | お気に入りのエアロバイク(室内自転車) »

2006年7月23日 (日)

“整形外科遍歴”に終止符

脚の痛みで最初に整形外科を訪れたのはもう9年ぐらい前のことになります。友達が<サッカーのJリーグの選手などを見ている名医が週に一度診療に来る>という病院に連れていってくれました。名医とは言ってもその先生は膝が専門とのことで、レントゲンをとって<変形性股関節症らしい>ということは言われましたが、「股関節の専門の人に診てもらうように紹介状を書きます。」と言われました。整形外科医というのは専門が細かく分かれているのだということをそのとき初めて知りました。

どこに股関節の専門医がいるかなんて、わかるはずもないので、当時、他のことでお世話になっていた東京逓信病院への紹介状を書いてもらい、出かけました。大きな病院なら誰かしら専門医がいるだろうと思ったからです。そこで<変形性股関節症>であるという診断。<体重を減らすこと、杖をついてかばうこと。重たいものはもたないこと。>など日常の生活の注意があり、自分でする体操を教えてくれました。大病院のことですから、あちらこちらで待たされ、1日がかり。当時はさほど痛みがあるわけでもなかったので、それきり行かなくなってしまいました。「何かコワい病気ではなくて良かった。」とむしろ思ったのでした。

跛行が目立つようになり、立ったり座ったりに痛みが出るようになり、3年ぐらい前に、今度は自宅近くの評判の整形外科に行きました。噂には聞いていたけれどスゴイ混雑。私は外のベンチで、もう何年も通っているという近所のおばあちゃまと話をしながら順番を待っていました。「冬には外のベンチは寒くて大変なのよ。」とのこと。駐車場の車の中で待っている人もいます。診察券だけ出してあって時間が近づくと戻って来るという人が多いらしく、いつになっても待合室の人は減らず、立って順番をまっている人も大勢います。延々待って「中廊下へどうぞ。」と言われて、またその中廊下とやらで立って待っていなければなりません。その上、怒鳴りつけられたりして(たまたま先生の機嫌が悪かったのかもしれません。)そこも行くのはやめました。レントゲンをとって、「確かに変形性股関節症」ということと、今後、レントゲンをとりながら様子を見るということでした。<様子を見る>といったって、「これじゃ悪くなるのを待っているだけのことだな。」と思いました。ここでも体操を教えてくれました。

様子を見るのにレントゲン写真を半年に一度とるということは、続けてみてもよいけれど、こう待たされるのと怒鳴られるのではかないません。そこで今度は出来たばかりの新しい医院に行って、そこで継続的に診てもらおうかと思ったのでした。そこは一度レントゲン写真をとっただけで終わってしまいました。

なぜかというと、身体障害者手帳をもらおうと思った時に、そこは診断書を書いていただける指定医では無かったのです。そこで、懇意にしている内科医(血圧が高くて通っている)に紹介していただいたのが、S整形外科。

ようやくのことで<かかりつけの整形外科>が出来ました。前の医院で「杖をついたら、どれくらい歩けるのか?」と聞かれて「列車で都内にでて用をこなして来るぐらい。」と答えて「そんな答えじゃわからんじゃないか!」と怒鳴られたりしたことがトラウマになっていたので、今度は診察の前に「すみません、話すのが大変下手なのです。」と恐る恐る前もってお断りをしておきました。でも、とても優しい先生で、私のトンチンカンな答えも「自分の質問の仕方が悪かっただけのこと。」と仰ってくださったので、すっかり嬉しくなりました。

これまでの整形外科では、レントゲン写真をとるだけで何の治療もしなかったのですが、こちらの整形外科では理学療法士さんがいて、温熱であたためた後、可動域をひろげるよう様々な角度にひっぱったり回したりの療法をしてくださいます。治療を受けるたびに確実に可動域が広がって来るのは自分でもわかります。整形外科遍歴に終止符が打てたことにほっとしています。継続的に診てくれる、励ましてくれる人がいるのは、この病気では心強いことだと思います。近いのも助かります。「痛み止めを飲んででも手術は今しないほうが良い。」という診断を受け、保存療法でいこうとの思いを強くしているところです。

身体障害者手帳をもらおうと決意したことで出会えたお医者様ということになります。何が幸いするかわからないものですよね。

|

« 身体障害者手帳をいただこうと思った理由 | トップページ | お気に入りのエアロバイク(室内自転車) »

コメント

はじめまして、appleciderと申します。
私も変形性股関節症です。
信頼できる先生を探すのって大変ですよね。
私も随分と時間がかかりました。
それにしても、患者を怒鳴る先生がいるんですね。ちょっとびっくりです。

投稿: applecider | 2006年7月24日 (月) 08時55分

appleciderさん、このブログ初めてのコメントありがとうございます。友達にも内緒で独り言みたいに始めたブログなので、御訪問とてもうれしいです。早速、appleciderさんのページに行ってみました。Macが好き、埼玉在住ということが共通で嬉しくなりました。そちらのブログにも遊びにいきますね。

怒鳴られちゃった話は、続きがあって「都内というだけだからわからないのかと思って、<明治神宮の菖蒲園を散策して一周してきました。>みたいに話したら、「そんなこと言ったって、菖蒲園なんて行ったことないからわかるはずないだろう!」と言われました。確かに、そうなのでしょうけれども、こわかった〜。

投稿: ラベンダー | 2006年7月24日 (月) 10時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: “整形外科遍歴”に終止符:

« 身体障害者手帳をいただこうと思った理由 | トップページ | お気に入りのエアロバイク(室内自転車) »