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2008年10月20日 (月)

義仲寺/びわ湖ホール

2日目の朝も素晴らしいお天気に恵まれました。ホテルのシャトルバスで三宮駅へ。銀サロで改善された二宮真理子さん(さくらさん)にあやかりたい私には二宮に次ぐ三宮は縁起がいい感じ。学生時代ハイウエイバスで神戸まで来た時は三宮が始発終点。姫路城の方まで足を伸ばしたことを懐かしく思い出しました。まだ新幹線ができる前の話。ユースホステルを使った一人旅でしたが、旅先のユースホステルで神戸の人と知り合って、最終日に神戸から夜行バスに乗るまでおつきあいくださって一緒に過ごしたことがありました。もう名前も忘れちゃいましたけれど。

三宮から大津へ。めざす義仲寺は京都乗り換えで膳所(ぜぜ)が最寄り駅になっていましが、一つ手前の大津までだと乗り換え無しで新快速というので一時間あまり。大津駅でレンタサイクルを500円で借りました。レンタカーの貸し出しも一緒で急がしそうで、手続きは身分証明所を見せることもなく簡単。コロコロバッグの荷物はコインロッカーに置いて、観光案内で地図をもらって出発。町の角には見やすい案内図があって、とても便利。サイクリングマップも方面によって何枚かに分かれています。自転車で走るおすすめの道は印がついていて親切。滋賀県庁など見ながら走ります。車と違って自転車は気が向いたらどこにでも止められるのも便利。

義仲寺へは自転車だと10分ぐらい。昨年湯治先のカケユ温泉・春祭りの木曾義仲挙兵太鼓というのを見聞きしたのが、今回の旅行に繋がっています。私たちから芭蕉(1694年没/51歳)への隔たり400年、芭蕉から木曾義仲(1184年没/31歳)はそれ以上の500年の隔たりです。芭蕉の「義仲のお墓のそばに。」という遺言はそれを思うと不思議ですよね。芭蕉の命日は10月12日ですが、10日に遺言三通書いて、食を断って清浄な中みごとな最期だったそうです。木曾義仲のお墓の前に立ち、「芭蕉もここに何度も立ったことがあったのだ」と思いました。向かいに朝日堂というお堂があり、そこにお位牌も祀られているのでした。俳句おみくじというのをひいてみたら小吉で「秋深きとなりは何をする人ぞ」という一句が書かれていました。(秋深し/ではなく/秋深きとなっています。)

そのままサイクリングマップでおすすめの道を先に進み、琵琶湖方面へ曲がると、青空にそびえたつような大津プリンスホテルの脇に出ます。そこからは琵琶湖のほとりが公園になっていて市民がお弁当などベンチで食べているのどかな所。その公園沿いに自転車走らせてびわこホールへ。偶然私が行く時に(月に二度ぐらいの)館内ツアーがあったので申し込んでありました。ツアーまで時間があったので屋上の展望台へ。湖が一望に見渡せる気持ちが良い広場になっていました。飛行機雲が青空に奇麗。目の前に広がる空と湖、気持ちも晴れ晴れします。

股関節症のお仲間のうさこさんは数日前に東京からの日帰りでここにサロメを見に来られたのだそう。
一時間の館内ツアーということで、一時間歩き回ることを覚悟でしたが、最初に研修室で施設の説明ビデオを見たりお話を聞きます。ツアー参加者は二人だけで、それぞれが目の前の一台のモニター画面でビデオを見せていただきました。「一人一台って贅沢ね〜」と言いながら。それ以降も二人だけだったので、気楽に質問したり感想を述べたりしながら楽しく案内していただきました。大ホールも小ホールも着席で説明を聞くので、大ホールと小ホールへの移動だけ歩けば良いのでラクでした。大ホールで説明してくださる声が劇場に響き渡るので、まず感心してしまいました。「座席が音を吸っていないみたいですよね。」と言ったら、布張りなのだけれど固くて音を吸わない材質のものを選んであるし、座面の下も周りも材質は木。オペラではなくコンサートホールとして使う時には、照明器具が並んでいるへこみを覆うようにパネルが動いてきます。(音響を考えてのこと。)残響は二秒とのこと。(閉じて来る仕掛けはビデオで見せていただきました)幕を開けて、4面構成の舞台もみせていただきました。左右と奥に、正面舞台と同じ広さの舞台があります。正面の舞台が下に下がって、左右や奥から舞台がスライドして出て来ることで、早い舞台展開が可能。日本で三番目にできた4面舞台とのこと。客席のシャンデリアもお客様がはいるときには下がっていて、演目がはじまると天井に引き上げられるのだそう。大ホール全体の照明を本番ベルと同時に落として幕があき、オペラの序曲と数々の場面が正面に投影され、カーテンコールさながらの照明になったり臨場感溢れています。二人だけのために大劇場の照明やら操作やら見せて下さるのだからホント贅沢なツアー。

そういう設備の充実も素晴らしかったけれど、雰囲気が海外の歌劇場みたいな馬蹄形になっていて素晴らしいのです。お客様どうしで高揚した気分を共有できるようにということだそう。(一般のコンサートホールは舞台の方だけにそれぞれの座席が向いちゃっていますものね。)大ホールのホワイエからはびわ湖が見えていて、海外からの引っ越し公演などなさる出演者の方々もこの眺めには皆さん感嘆なさるそうです。オペラの合間などに、このびわ湖を眺められるってなんという贅沢。

ツアーが終わった後は、びわ湖のみえるラウンジでのドリンク券がついていて、私は<アップルサイダー>にしました。股関節症のお仲間のアップルサイダーさんを思い出してのことです。もう一人の方は地元の方だったので、色々この近くのことを説明してくださいました。彦根へも私は電車で移動することにしてあったけれど、湖畔沿いに一時間ぐらいで行けるのだそうです。途中の眺めも素晴らしいの出そう。近くのおすすめの美術館などもおしえていただきました。こんな風に二度と会わないであろう人と楽しく話せるのも旅の楽しさの一つだと思っています。

自転車で駅に向かう途中、大津祭曳山展示館この先350メートルと案内があったので寄り道。自転車一人旅ってこういう時便利。桃が割れてお人形さんが立ち上がる所作のからくりの曳山が展示してありました。お祭りの様子は20分あまりのビデオで見ました。ちょうどお祭りが終わった所で軒先にはまだ祭礼の提灯が出ていました。壮麗な大津祭も見てみたくなりました。

自転車を駅に返して、再び新快速で彦根へ。宿は温泉プールがあるということで、疲れた足を温泉で癒すつもりで予約したのでしたが、お風呂に行ってみたら「本日のお風呂はマスカット」と書いてあって、ほとんどコケそうになりました。温泉ではなかったのです。温泉は天然温泉というらしいです〜。
たしかに、こんな所に温泉が湧くはずも無いので、私のオッチョコチョイな判断のせい。しかも連泊‥。

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コメント

ラベンダーさんおかえりなさい。元女学生の修学旅行?の様子もなんだか参加しているようによくわかりましたよ~。
今日は私が楽しみにしていたびわこホールの詳しいレポートありがとうございました。「へぇ~、ほう~」と感嘆詞つきで拝見いたしました。見学者二人だけって贅沢な見学ツアーでしたね。琵琶湖の眺めも良さそうで憧れます。いつか私も見学ツァーに行きたいです。(オペラも観たいところですがチケットがお高そうでなかなか行けそうもないです。)大津駅からレンタサイクルで行けるんですね。お天気も最高でサイクリングは気持ち良かったでしょう。
あらら、オークラはとってもリーズナブルで良いお部屋のようでしたのにこんどはちょっとハズレだったのかしら。
applesiderさんは最近はお目にかかりませんが足の調子も良いようでお勤めされていてお元気のようですね。

投稿: さくら | 2008年10月20日 (月) 23時19分

さくらさんへ

ホールの見学ツアー、それだけだと1時間ですから、美術館などど組み合わせてご旅行計画なさったら良いかと思います。プリンスホテルも眺めが良さそうで泊まってみたくなりました。

アップルサイダーさんは、私にとって股関節ブログの大先輩。最近はブログあまり更新されていないようですが、お仕事をお忙しくこなしれおいでなのだろうと想像しているところでした。本来股関節のこと忘れて、お仕事や他のことに夢中というのが理想ですものね。

彦根のホテルもスタッフの方々はとても感じよくて、お風呂はガッカリしましたが、でもサウナやジャグジーがあって、フツウのホテルだと狭いお風呂ですから、これでヨシと思うことにして朝風呂なども入りました。翌日もマスカットでした。マスカット以外に何があるのかしら‥。

投稿: ラベンダー | 2008年10月21日 (火) 17時24分

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