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2008年11月22日 (土)

鳴子・大沼旅館

本日の足模様 80 心模様80

今回はプチ湯治として鳴子温泉の大沼旅館に二泊することを考えていました。私が足のための<湯治>を考え始めた頃に、ネットで湯治について書いているページを探していてコチラのページと出会い、湯治について思う所が同じだったことに気を良くして、以後メルマガの購読もしていました。ところが19日は満室でとれず、日程的にこの日しか出かけられなかったので、花巻と鳴子一泊づつにしたのです。

大沼旅館も藤三旅館も、<源泉100パーセントかけ流し>で循環もさせていませんし、塩素も全く入れていません。本来かけ流していれば塩素殺菌も必要ないはずのように思いますが、県によっては(かけ流しであっても)塩素殺菌をするように条例で定められているところもあるのだそうです。現実には次々流れて行くお湯をどうやって塩素殺菌するのだろうか?と思いますけれど‥。

温泉のお湯の質は、両温泉とも大満足でした。両温泉とも湯治用に別棟があるのも同じ。温泉マニアには両温泉とも納得の温泉だと思います。鳴子には仙台から直通バスが出ていて1時間20分あまり。大沼旅館が見えるぐらい近い所に東鳴子赤湯というバス停があります。赤湯という名前の通りお湯が赤みがかっています。宿に着いてロビーで女将がお抹茶と和三盆をだしてくださいました。「いつもありがとうございます。」というご挨拶で、「初めてなのだけれど‥」と戸惑って曖昧なご挨拶をしてしまいました。私と一緒にバスで着いた人に「しょっちゅう来られているのですか?」と聞かれてしまったのでしたけれど。後で旅館のスタッフに「誰かと間違われているのかしら。私小学校の頃から<あなたにそっくりの人知っている>としょっちゅう言われているぐらい似ている人が多いらしいので。」という話をしたら、そうではなくて、メルマガの購読者ということが到着したときにわかっていて、「いつも読んでいただいてアリガトウ」なのではとのことでした。

案内されたのは階段を上がってすぐの6畳の和室、トイレが部屋の外ということもあらかじめ承知ではありましたが四部屋先の廊下のつきあたりに男女それぞれ一つあるだけなのでした。学生時代の下宿がちょうどこんな造りだったので懐かしくなりました。洗面台が部屋にあっただけでも嬉しく思いました。ただ椅子が全く無いのです。フツウ窓側に一間廊下みたいなスペースがあってそこに向かい合わせで椅子がおいてあったりしますが、それが無いのです。私は着替えたりするようなときにも椅子を利用しているので、やはり不便でした。温泉の脱衣室にも椅子はありませんでした。

湯治といっても、内臓疾患や肩こりのような場合と、足が悪いのとで違ってきますよね。お湯が良くても階段が多いと滞在しての湯治にはちょっと躊躇してしまいます。その意味では下見がてら一泊してきて良かったと思いました。4階に貸し切りの小さな温泉が二つあるので、夜中に起きて行ってみました。貸し切り温泉は予約制ではなく「空いていたら使える」というシステムなので、行ってみないことには入れるかどうかわかりません。4階まで上がってみたら使用中だったらガッカリなので誰もいかないような深夜に行ってみたのです。使用中だったら部屋に戻って、タイミングを見計らって何度も様子見に行ってみるというのは(足に不具合のある身としては)大変ですから。それに寒い地方なので、(浴衣の上に)羽織りではなくて、厚手の(背丈ほどの)長着になっていて、それが着物を着慣れない私には足にまとわりつくようで、階段の登り降り、特に降りる時はコワいのでたくし上げるようにしていました。一階の温泉の方は貸し切りだけでなく、女風呂、混浴とあるので、貸し切りが使用中でも他のお風呂に入る事はできます。

その他に車で送っていただいて離れにある貸し切り温泉もあります。一組(私は一人で行ったので一人)30分です。温泉から出て待ち合いみたいなところで待っていると次のお客様を乗せて、また迎えにきてくださいます。誰もいない小屋のようなところで、あたりの薮に積もった雪を眺めながら温泉に一人で入っていたら、サスペンスドラマの筋書きでも浮かんできそうに思いました。ちょっとスリリングでした〜。離れの貸し切り温泉とその手前の待ち合いの写真を載せてみますね。こちらの離れの温泉に入っただけでも大沼旅館に来た甲斐はあったと思いました。


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