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2016年7月 5日 (火)

プラテーロ

塩谷先生をご存じの方が股関節症のお仲間にいらっしゃってメールを頂戴してビックリ。その方のお姑さんは塩谷先生の呼吸法が大事という説に共感なさって続けられて93歳の今でもお元気なのだそうです。スペイン語だとこういう風に直接面識がある場合の<知っている>にはconocerという動詞を、知識として歴史上の人物などを<知っている>ような時にはsaverという動詞を使い分けます。「聖徳太子を知っている」みたいなときは後者になります。

塩谷先生を知った流れを説明するのにどこから書いたら良いのかと思うのですが、先日、温泉病院に行くのに湯村ホテルに泊まったときに、レストランで提供されているのが地元のplateroというパン屋さんの天然酵母パンだということが書かれていました。プラテーロというのは「プラテーロと私」という詩集のロバの名前なのです。天然酵母パンということと名前に惹かれていただいてみたら優しい味で美味しい!地元のパン屋さんですから温泉病院からは車で30分ぐらい。温泉病院からの帰りに、帰宅するのとは逆方向ですが寄ってみることにしました。プラテーロ

<プラテーロと私>はノーベル賞詩人のJRヒメネスの詩集。この詩集から28の詩が朗読とギターによる作品になっていて、私はむしろギター曲の延長という感じで名前だけ知っていましたが、先月、ギタリストの大萩さんの演奏会で演奏されるということで聴きに行き、すっかり魅せられてしまいました。訳詞は日本語で読まれたのですが波多野睦美さんというメゾソプラノの歌手が朗読なさいました。最近まで気がつかなかったのですが、真田丸の番組の最後に所縁ある土地が紹介されるときにBGMとして波多野さんのヴォカリーズが流れています。声が本当に美しくて、ギターの音色にマッチしてそれはそれは妙なる調べ。途中から涙があふれてきて天国にいったプラテーロに呼びかけるような詩では涙がとめどなく流れて恥ずかしかったです。

日本語の詩も素敵でしたが、オリジナルのスペイン語でも聞いてみたくなって、スペイン語の朗読とギターのCD、 絶版になっていましたが、石井崇(絵)石井洋子(訳)というスペイン語のオリジナルに訳詞と絵が添えられた詩画集をアマゾンで買い求めました。

双葉のスマートインター近くのプラテーロというパン屋さんで「<プラテーロと私>が大好きなのでお店の名前に惹かれて来たことを話したら、「オーナーは別棟のレストランに居るので。」ということで、お隣のドイツ料理の店にご案内くださいました。そこのオーナーご夫妻に<プラテーロと私>が大好きであることを話したら奥様が「本があったわね。」と出してきてくださったのが、私がアマゾンで中古で購入したのと全く同じ詩画集。私はその本を購入したばかりでしたので巡り合わせにビックリ。

その詩画集をオーナーご夫妻にプレゼントくださったのが塩谷信幸氏で、野辺山の別荘に来られる時にフランス料理のお店によく寄られた常連さんだったのだそうです。プレゼントしていただいた本の中からロバのお名前をパン屋さんにつけたのだそう。同じ敷地内にフランス料理、ドイツ料理、パン屋さんがあって、フランス料理のお店は最近店じまい。以前は結婚披露宴などに使われていたけれど時代の流れでチャペルを備えたような若い人向けの式場も増えてきたこともあってというような話でした。

オーナーは塩谷信男氏の著作などを読まれて感銘を受けていたのだけれど、ひょんなことから塩谷信幸氏が塩谷信男氏のご子息であることが判明したのだというようなお話をしてくださいました。ずっと尊敬していた方のご子息だったと知ってとても驚かれたそうです。

‥ということで帰宅してから塩谷信男氏、塩谷信幸氏についてネットで検索してみたら、塩谷信幸氏は私が今一番関心があるアンチエイジングの草分けみたいなことでもありますし、お父様の信男氏は<病気の百貨店>と言われるぐらい病弱だったのが105歳までのご長寿ということで、ご自身が提唱なさっている正心調息法も説得力があります。病弱な自分がこんなに元気で長寿なのだから一般の人がその呼吸法をしたら健康にならないはずが無いぐらいの感じです。

講習会に参加するのはまだ先なので皆様に御報告するのはかなり先になると思いますが、自己流でやってみてさえも「これは良さそう!」と思います。講習会が楽しみです。プラテーロのパンは美味しいです。
ドイツ料理のお店で遅いランチをいただいてきましたが、木のぬくもりのあたたかな雰囲気のお店ですっかり気に入ってしまいました。

「温泉病院通い疲れてきちゃった〜」という私に神様から「こんな素敵な出会いもあるのだから温泉病院通いも楽しみながら続けてごらん」と言われているような気がしちゃったことでした。そういえば今回のギターの演奏を聴かせていただいたギタリストの大萩さんを知ったのも温線病院に向かう時に寄った河口湖のハーブ園のテイールームで流れてきた「思いの届く日」の演奏で、あまりに素敵だったので「これはどなたの演奏ですか?」とお店の方に聴いたのでした。ブログにもそれは書いたのでしたが削除しちゃった方のブログだったみたい。

蛇足ですが、この<想いの届く日>という素敵な邦題は意訳で、「君が僕を愛してくれるようになる日」というのが直訳。

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