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2018年5月21日 (月)

ひとつづつ

タイトルの「ひとつづつ」というのは今回下田で受けた乗馬のレッスンで言われて一番心に残ったことです。手の位置、たずな、足の位置、目線などなど気にかけなくちゃいけないことがいっぱいあるわけですが、順繰り、ひとつづつ確認。私は「良い姿勢」というひとつの<完成された型>を考えていたのですが、そういう安定したものはなくて常に意識を巡らせておくもののようです。上手になればそのすべてが身について自然にできるようになるのかもしれませんが。

私は日頃の生活でも一度に「アレもしなくちゃ。コレもしなくちゃ。」と頭の中が忙しいのだけれど、体はひとつで一度にできることは一つなのだから丁寧にひとつづつ終えていくしかないのだなぁという、すこぶる当然のことなのですが、それが人から言われたりするのじゃなくて自分の中でストンと納得できた感じです。6月中旬まで予定が目白押しで、伊豆に出かける前には「超多忙な予定をこなすのに英気を養う」つもりででかけたのですが、戻ってきたら力がぬけて、昨日、一昨日の予定も難なくというより、むしろ楽しんで無事に務めを果たすことができました。「同じことをするのでもこんなに違うのだなぁ」と思います。
股関節症になったのは「一歩一歩足元を見て」という天からのメッセージなのだろうと思いながらもパタパタと暮らす日々をもう一度見つめ直さなければと思います。


下田乗馬クラブでレッスン中に撮っていただいた写真を送ってくださいました。<お馬さんとの記念写真>のようなものは撮っていただいたことがあるのですが、レッスン中の写真は初めて。Img_0902

3枚送っていただいたのがどれも私の日頃の癖が直っているのでした。一枚だけなら「たまたま安定して乗っている瞬間」ということになりますが、三枚ともスタンプでも押したみたいに同じ姿勢。<顎が上がらず正面を見ている><たずなが緩んでしまいがちなのが肘からまっすぐ><足の裏が地面と平行>みたいなこと。脚の位置は本来もう少し後ろ(腿が下に垂れた状態)が良いのですが、股関節が硬い私にはこれで精一杯。「1ミリでも2ミリでも毎回後ろへと心がけていく」というアドバイスをいただいています。

「顎があがっています」というような現象を指摘するのは簡単でも「どうしてそうなるか」という根本の原因をみつけて指摘するのは難しいと思うのです。テニスをしている頃などにもそう思いました。「フォロースルーがなくて振り切っていない」みたいな現象は見ていて一目瞭然ですが「あなたの場合、こうすれば振り抜けるようになります。」と教えてくださるのが理想ですよね。

前回一度だけうけた1月のレッスンで「地動説から天動説ぐらいの衝撃」と書きましたが、長年悩んできた癖がいくつかではありますが、4回のレッスンで修正できて嬉しくなりました。いつもセンタードライデイングのレッスンを受けているTさんに相談したら、今の乗馬クラブを退会するようにとのアドバイス。せっかく癖を直しても、また通常のレッスンで時には反対のことを言われたりする可能性もあるわけだからというようなことです。例えば馬を曲がらせるのも日頃はたずなで指示出しているのですが、自分の体の向きを変えることで方向を変えるようなこと。「手が無い障害者だってこうして馬に指示をだせるのですよ。」とのことでした。それが右回りはスムーズにいくのですが左回りはお馬さんがわかってくれなくて、要は自分の体の軸中心に回転するまえに体重が左にのってしまうせいなんだそうです。帰宅して鏡の前で動作をしてみて自分で納得。大発見した気がしました。


専用馬(ホステスさんの指名みたいなものかしらね)として騎乗していたジュピちゃんを自馬にした人がいて乗れなくなったタイミングでもありますから退会しようか迷っているところです。股関節症の私でも脚立を出して乗せてくださったり良くしていただいてきたし、<二年間会員を続けるお約束で入会金無し>ということでここまで来たこともあって。途中で退会するときは残りの月会費を払うような制度。私は二年経っているのだからやめても問題ないという見方もできるのかもしれません。高台にあって周囲の山々の緑が綺麗な自然豊かな乗馬クラブで辞めてしまうのも惜しいです。

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