乗馬倶楽部での出会い
最近、知人から教えていただいた海苔漁師さんが52歳から独学でピアノの難曲カンパネラを弾けるようになった話。you-tubeで見ると色々なテレビ番組で紹介されたみたいですからご存知かもしれませんがご紹介しておきたく思います。楽譜も読めないで一音一音覚えたというのだからすごいです。これを見ると「為せば成る」という諺を思い出します。「できると信じて取り組めば、不可能と思えることも可能になる」のですね。動画はたくさんありすぎて迷いましたが、you-tubeの宣伝の動画が一番コンパクトにまとまっているのでそれをご紹介しておきます。他にもたくさん紹介動画があります。コチラ
久しぶりに車で南伊豆の乗馬倶楽部に行ってきました。新車の1ヶ月点検までにある程度の距離も乗っておかなくちゃという気もあって。でも行きも帰りも渋滞。行きは厚木のあたりでの渋滞に加えて伊豆縦貫道路が片側一車線なのにノロノロ運転の車の後に連なったために5時間半、帰りは点検する大宮のスバルに直接行こうとして市内に入る手前で一般道が大渋滞して6時間。日頃踊り子で楽に通えることを有り難いことだと思いました。
今回、びっくりしたことがあったので記しておこうと思います。結論から書くと、私が最初に体験乗馬で乗って「乗馬をしてみよう」と思うきっかけとなったジュピターというお馬さんを自馬になさった人とお会いしたのです。午年のゴールデンウイークに体験乗馬に越生の乗馬倶楽部に行ったときには「股関節症で馬に跨がれるだろうか?越生は遠いし通う気にはならないだろう。」と思ったのだけれど、初めての乗馬は「お馬の親子は仲良しこよし、いつでも一緒にぽっくりぽっくり歩く」という歌のそのままの、何とものどかな感じで、馬にのると目線も高くなるし平和で幸せな気持ちになって降りた後に股関節に痛みもでなかったし「乗馬始めてみようかな」と思ったのでした。
今回、乗馬倶楽部に着いたらお一人クラブハウスにいて、「以前お会いしたことありましたか?」と聞いたら「ここは初めてです。」でも「どこかでお会いしたような気がします。」「馬の世界って狭いのにどこかで会っているかもしれません。」と言われましたが、私は競技会なども出ていないし‥と思ったのでした。2人でのレッスンを終えたあと、「車で来ているので宿まで一緒の方向なのでお送りします。」と車の中でおしゃべりした中で「こちらに来る前には越生の〇〇乗馬倶楽部でした」と言ったら「私も」と言われたので「ジュピターというお馬さん知ってますか?」と聞いたら「私が自馬にしました。」と言われてびっくり。
私はジュピちゃんが大好きで専用馬(ホステスさんじゃないけれど指名料金制?)にしていたのですが、そのジュピちゃんを自馬にした人がいてもう乗れなくなると言われて、ジュピちゃんの最後のレッスンでは「あと一周」というときに大泣きしたのでした。他の人が「クラブにいるのだからいつでも会える」と慰めてくれたのだけれど、「もう乗れない」というのは、例えるなら<会社に恋人がいていつもランチやお茶を一緒にしていたのに「きょうからは別の人と」と言われて姿を見るだけ‥みたいなことで「会えるから良い」というものではなくて「もう一緒に過ごせない」ということがすごく悲しかった。それに専用馬にしたのも、上手な人たちが操れる馬はいても私には無理だったからなので、ジュピちゃんに乗れなくなったことが〇〇乗馬倶楽部を辞めて伊豆に通うきっかけになった一つでもあったのです。ジュピちゃんのオーナーさんになる人ということで一度だけお会いしたことがあったような記憶があります。彼女とはレッスンの曜日が違って日頃会うことはありませんでした。
ジュピちゃんにとっては営業馬で酷使されるよりも自馬となって、オーナーさんが来場される時だけお仕事すれば良いので幸せなことだと思いました。私が辞めた後、ジュピちゃんを連れて埼北の乗馬倶楽部に移られたことを親しくしていた会員さんから聞きました。私がジュピちゃんを大好きなこと、メールアドレスにjupiterも使っていることなどもオーナーさんに話してくださっていたので私のことご存知でしたし、私の方でもオーナーさんが「ジュピちゃんにいつでも会いにきてくださいと言ってましたよ。」という伝言もお聞きしていました。
その後、ジュピちゃんを連れて神奈川の方の乗馬倶楽部に移籍されて今はそこにいるのだそうです。ラインの交換をしてジュピちゃんの写真もおくっていただきました。乗馬はいっこうにうまくならないし遠いので通うの大変だし「もうこの辺でやめようか」と思ったりもするのだけれど、今回のこの件で初心を思い出したりもして「乗馬を続けてごらんなさい。」という天の声という気がしました。
実は今回は軽井沢に主人といくはずでした。私は一泊で戻り主人はその後ゴルフ仲間を迎えてさらに2泊の予定。私だけキャンセルして乗馬に行くことにしたのです。軽井沢に行っていたらジュピちゃんのオーナーさんが伊豆に来られたことを知らないままでした。こういうのも<ご縁>ですよね。「ジュピちゃんのおかげで乗馬今も続けています。」とジュピちゃんにお礼を言いにニンジン持って、春にでも会いに行こうと思っています。
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